Appiumについての記事を@ITに寄稿しました
Android/iOS向けのテスト自動化ツールAppiumについての記事を、@ITさんの連載 「スマホ向け無料システムテスト自動化ツール」 に寄稿しました。
今回の記事ではAppiumのGUIフロントエンドを使ってテストを実行するところまでの手順を説明しています。 すぐに試せるように、Android向けサンプルのソースコードも一緒に公開していますので、興味の有る方はお試しください。
なお、執筆タイミングの関係で、Appiumのバージョン1.3.4を元にした記事になっています。
現在の最新版である1.3.7を動かしてみたところ、いくつかの違いがありましたので、このエントリーで紹介したいと思います。
最新版のAppiumで試すときの参考にしてください。
Windows向けのインストールパッケージについて
Windows向けのAppium 1.3.4.1は、zipファイルを展開するだけでインストール完了だったのですが、最新のAppium 1.3.7.2では、インストーラを実行してインストールするようになっています。
zipファイルの中にappium-installer.exe
がありますので、それを実行するとインストールすることができます。
Mac OS X向けの外観について
Mac OS X向けのAppium Desktop Appの外観が少しだけ変わりました。バージョン1.3.4では、記事に掲載した画面スナップショットのように、設定ボタン類は左側に寄っていたのですが、1.3.7では以下のようなレイアウトになりました。
また、悲しいことに、各種設定ダイアログの外観が見にくくなってしまいました。
この見にくいダイアログへの変更は意図されたものではないようで、開発元のIssueとして登録されています。
いずれ改善されるとは思いますが、それまでは眼を凝らして設定項目を見るしかないですね…。